登場人物
家族1
黒人小学生 男
ヨーロッパ人小学生 女
家族2
母親
日本人小学生 女
マスクの紋章と交信する少女
夢の中で、自分自身は日本人少女であり、赤い紋章のついたマスクをしていた。
赤い紋章には生命反応があり、赤い紋章とは言葉のやり取りをしていて、誰よりも価値のある存在だった。
また、黒人少年とはクラスで唯一中が良かった。
母親との決裂
ある日、マスクがボロボロになり破けそうになる。
親にマスクを棄てるしかないと言われ取り上げられそうになった。
泣きながら、このマスクは棄てたら駄目と説得するも、理解してもらえなかった。
逃亡先を考える
そこで、赤い紋章を守るために、夜中にマンションを脱走し家出を謀った。
しかし、行く宛は二つしかない。
すぐに底を尽きそうな僅かな残金で一人何とかする。最悪、野山や海で野宿か。
もしくは、中の良かった黒人小学生に匿ってもらうか。
ヨーロッパ少女の消失
数日後、黒人小学生男の家で暮らしていた。
ヨーロッパ少女と成り代わり、何食わぬ顔で振る舞っていた。
最近様子がおかしいんじゃないの?と、ヨーロッパ少女の親に指摘されるも、私は何も変わっていないと言い張っていた。
ヨーロッパ少女が何処へ消えたかは定かではない。
ヨーロッパ少女の考えられる末路
1、都合の悪い存在だったので殺した、若しくは消した。
2、日本人少女と存在が入れ替わり、日本人少女の家で暮らしている。