年代順位 3/71
11.5km 50分4秒
このレースは記録証に全体順位は載らないらしい。
先頭に並んでのスタート。例年より30代の人数が71人と多い気がして、厳しいと思った。
前半戦
先頭にいたのは500mくらいまでで、股関節が痙攣?して、早くも先頭集団から脱落。致命傷ではなかった。
2kmほどして、クロカンコースに入り、全体としては無事死亡。
とはいえ、モリコロパークや左京山に比べれば、一般人向けというか、優しい坂な気もする。
にも関わらず、今度は肘が痙攣。久しぶりの庄内緑地以外だから緊張したか。これも、致命傷ではなかった。
後半戦
30代はガチの人も少なそうなので、入賞はまだ狙える位置にはいた。
学生の数人が遅れて、クロカンランナーが前に出て、その間くらいにいてその一挙手一投足を見守っていたが、その距離も広がっていき、前後に誰もいなくなった中で、ある程度を維持しつつ、終盤を迎えた。
終盤戦
山コースを概ね二周して、そろそろ戻りに入るんだが、どこで戻るのかがちょっと解らない。
手前に誰かいればいいんだけど、前後に誰もいないからかなり不安だった。
「ここですか?」と聞いても、あまり反応がなく、3人目くらいの人が教えてくれた。
これがあるから、俗に言う「オッキイタイカイ」は恐い。
終戦
弛んでるのか、最後の平地でもイマイチなスピードだった。
後ろも前もいなかっただったのに、ここにきて後ろがちらほら見え始め、順位大量落としの危機を迎えた30代のおじさんだ。
それでも、直後にいるのが全員30代ということはないだろうと思い、一人二人は仕方ないと思いつつ。
ゴールを踏んだ瞬間。横に二人いて、しかもゼッケンの番号が二人とも30代だったから、驚いて目玉が飛び出そうになった。
「なにこれ、誰が一番速かったんだろう」
今更、目玉が飛び出たところでどうしょうもないんだけど、これはもう祈るしかない。
なんで、よりによって、30代は3位、4位、5位同着なのかよと思って、ビクビクしながら完走証を貰った結果、その1秒差3人の中で自分が無事生き残ったらしい。
1秒差どころか、0秒差だった。
入賞は3位までだから、自分の中では3か4かの差はかなり大きい。
これで4だったら、ショックで暫く動けなかったかもしれない。
あと少し、どこかで気が緩んでたら、間違いなく5位落ちしてただろうな。
今日ゴール間際で一番運が良い男だったのは間違いない。
50分超えはタイムとしてはアレだけど、コースが変わったとも聞いてるし、コースが厳しくなってたのかもしれない。そういうことにしておこう。