深夜0時。出先から帰ってきて、ドアを開けると、部屋の真ん中に巨大ゴキブリがずっしりと待ち構えていた。
体長は8センチ近かったものの、約3年前のクロゴキブリよりはやや小さかったのもあって、そこまでの驚きはなかった。気分としては、くじ引きのハズレを引いたような気分。
彼は、素早く逃げる様子もなく、ジッとしている様子だったが、残念ながらゴキジェットを噴射したところ、ひっくり返ってワサワサしていた。
かけてもかけても、即死には至らず、しぶとい。
その後、より威力のある、洗剤などを顔にむかってかけたところ、足も動かなくなり、死んでしまった。
●●●に流そうとも思ったが、●●●に流すと爆発したり、卵を吹き出したりする可能性があると書いてあったので、外へ追い出すことにした。
深夜1時、チリトリの上に乗せて、500mほど歩きゴキブリの死体を運搬。
死体は、外の排水溝の中に遺棄した。