自分も自分で陰湿なもので、非力な割に仕返しとして、靴に画鋲入れたり、雨の日に傘を捨ててあげたり、教科書を全部千切ってあげたり、ランドセルに泥を詰めてあげたりしたし、
こう書いたけれど、今もこれからも妙な知恵を増していっているというルーツは多分これ。
勝っていなくても勝つ。力で負けていても、本来負けていても、歪めて勝ったことにする。
勝てない人なら勝てない人で終われば平和だったのだろうし、負けたまま終わって淘汰されてくのが自然だったんだろうけど、自分は負けたことにするのが嫌な人間だった。かと言って、1対複数だと勝てないから、やはり画鋲や物を壊す方向性に頼って、相手の苦しんでる顔を思い浮かべて勝った気でいたんだと思う。
前回記事では他人を散在に書いたが、閉鎖病棟の件のあったときの院長がここを見抜いていたなら、「あなた自身が悪い」は一理ある。
でもね、確かに直接やり合わなかったのは悪いけれど、最初から絶対勝てない相手には陰湿になるしか無かったと思う。