2019.3.18

殺人鬼に殺害される時の判断

家には、母と友人と自分の三人がいた。

テレビからニュース速報が流れてきて、家の近所で通り魔殺人があった情報が流れてきた。

三人で話し合った結果、裏庭から逃げようという話になった。

ちょっとした、いい立地の親の持ち家の一軒家で、家と同じサイズほどの庭がある。

家の戸締まりをし、庭に通じる窓を模した出入口から三人で外へ出た。

庭へ出ると、芝の青々とした匂いを感じる。

庭には、日本人では無さそうなアジア系の男が庭に居て、如雨露で水を撒いていた。

どう考えても不審者だったが、この時の表情は優しそうな印象。

自分が男に「何をしてるんですか?」と問うと、「除草剤を撒いてます」という返答が帰ってきた。

親に聞くと「そんなのは、誰にも頼んだ覚えはない」とのことだった。

この判断が全ての間違いだったが、小声で咄嗟に警察に電話した。

警察との通話

警察「もしもし?」

あいた「もしもし、不審者が家の庭にいます」

警察「もしもし?不審者ってどんな人ですか?」

あいた「あーもう。不審者は不審者です」

警察「庭にいるんですか?」

あいた「庭にいるって言ってるでしょ」

警察「本当にいるんですか?」

これは、話しても通じ合わないタイプの人間かと思い、友人に電話をかわった。

不審者の豹変

すると、温厚そうな見た目だった不審者が、包丁を握りしめ、鬼のような形相で襲いかかろうとしているところだった。

友人は自分とは逆方向を向いていたため、殺人鬼の姿に気付いてないようだ。

ここで、自分には幾つかの選択肢があった。

1、友人を見殺しにして逃げる

2、素手で犯人に立ち向かう

3、大声で友人に知らせる

3の選択肢が一見正しそうだが、自体は予想以上に逼迫していて、3の選択を取った瞬間に自分が殺されるところまで、殺人鬼は迫っていた。

3は下手をすると2よりも危険な択なのかも知れない。

それなら、せめて自分だけでも生き残るために、1を選びたいところだったが、電話をすることで現況を招いたのは自分だったから、1を選ぶのは余りにも白状だった。

数秒間の猶予だったが、無意識のうちに4の「諦める」を選択してしまったのかもしれない。

「不審者の目の前で何故電話してしまったのか…」

「人間嫌いの自分が、身を呈してまで、この人を助けたかった?友人だったのか」

「そもそも自分に同姓の友人なんかいなかったのではないのか?」

と思った時、この全ての流れが異質な世界の出来事だと気付き目が覚めた。

気付かなければ、どちらかは血塗れになっていたかもしれない。

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